りのべふちのべ

1976年創業。相模原市淵野辺エリア専門の不動産屋、東郊住宅社のリノベーション物件専用ブログです。2004年から始めた「礼金ゼロ・敷金ゼロ・退室時修繕義務なし」という貸し方で、アパートやマンションなどの賃貸物件をご紹介しています。「この部屋があるから淵野辺に住む」と思ってもらえる部屋づくり、毎日の暮らしがもっと楽しくなるリノベ空間づくりを大切にしています。モクチンパートナーズ会員。HEAD研究会会員。淵野辺駅徒歩5分。営業時間は午前9時~午後7時/年中無休。www.fuchinobe-chintai.jp

リサ陽光台202 | ねぇねぇ、ナゲシって漢字で書ける?

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……といいますか、そもそもナゲシってな~に?という話ですよね、実際のところ。

 長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられる。

出典:長押 - Wikipedia

 もともとは構造的に必要な部材として存在していたのですが、最近では部屋のデザイン的なアクセントの意味合いも兼ねて、長くて薄い板や角材が貼られてたりしてます。きっと「ここにハンガーかけたりできますからねー。あっ、そうそう、この部分だったら画びょう挿してもいいですよ」みたいなことを不動産屋から言われているんじゃないかな?と思われる部分が「長押(なげし)」です。

でも、ほとんどの長押はかまぼこ板みたいな薄さなので、厚みのある服をかけたハンガーはかけられなかったり、かけられた場合でもすぐにズルッって滑って落ちたり。意外と使えないケースもちらほら……。

そこで、このリサ陽光台202の長押には、ちょいと一工夫。幅の違う板を2枚用意して、重ねてトントントンと打ち付けたのですが、それにより壁と板の間にはちょうど板の厚さ分の自由空間が誕生。その自由空間は雑誌や本、絵、写真、ポストカードなどが立てかけられる凹みのある造りとなっているので、部屋を彩るディスプレイとして楽しんでみてください。もちろん、厚みのある服をかけたハンガーだって凹みにしっかり引っかかるので無問題!

#002 リサ陽光台202 - りのべふちのべ

002. きっかけ長押/モクチンレシピ/MOKUCHIN-RECIPE