このリサ陽光台202に関する前回の記事は、タイトル(お客さまは女子高生。「見るだけ見てもいいですかっ!?」)がよほどそそられるのでしょうか? 当ブログのアクセス・ランキングで常にBEST 5をキープしてます。強いですね、女子高生。
さて、私たちはリノベーションを実行するときは必ず「自分たちがこれから仕立てる部屋は10年後も変わらずカッコイイか?」というフィルターを通しています。本音を言えば「20年後もカッコイイ」と思ってやっていますが、現実的なラインは10年に設定するのが適当だと思っています。
なぜなら、不変が前提の「アート作品」や、日々の生活が即時に改善される「リフォーム」とリノベーションは異なり、改修する部屋の予算や立地や築年数や造りなどのさまざまな状況を勘案して行うためです。それゆえ、向こう10年を超えたところの価値を予想するには、あまりに不確定要素が多すぎると思うのです。
そんなこんなで、このリサ陽光台202を慎重に勘案したところ、「リフォーム以上、リノベ以下」が適切な落とし所と判断。そのあいだの部分で絶妙なバランスをとりながら、思いっきりリサ陽光台202への愛を叫んでみました。